おかしな二人
なんだこのオッサン
…失礼した。
でもおそらくこれはみなの率直な意見であろう。
な？
…またも失礼だった。
一角獣（いっかくじゅう）とも呼ばれ、額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物である。 Wikipediaより引用
こちらとは関係なく。日本のバンドだ。
80〜90年代を駆け回った彼ら。
バンド以外の言い方をするならば、
才能の塊 だろうか？
バンドは五人からなる個性豊かな男達だ。
キーボード、ギター、ボーカルの
阿部義晴。
ベース、ボーカル
堀内一史。
ボーカル、ギター
奥田民生。
ギター、ボーカル
手嶋勇。
ドラムス、ボーカル
川西幸一。
一応今日も活動を続けるバンドである。
（2009年に電撃復活)
そんな彼ら、私の中では若干の存在感。
三枚目のアルバム
服部
があちら↑だ。
…大ファンのように語ったが、言うてにわかだ。にわかどころか、服部のファンであると言おうか。ファンの方には大変申し訳ない記事だ。（4枚目のアルバム、ケダモノの嵐、のファンでもあるけどネ）
いつ聞いたろうか。
俺の耳には強い傷跡。
ああ何か遠くて近いあの音。
思いも出せぬまま手探りでｰｰｰｰ
おかしな二人。私の中ではナンバーワンだが、この曲は奇しくもアルバム曲だ。
まぁ、彼らにはアルバム曲という概念があるかどうかすらわからんが。
私も音楽付きの端くれ。ユニコーンの名ぐらい知ってるし、何曲か好きなものもある。
『大迷惑』。『自転車泥棒』。『ヒゲとボイン』。『すばらしい日々』。『人生は上々だ』。そして、『おかしな二人。』
兎にも角にも聞いて欲しい。
耳を引っ掻いて離さない
この音を。
私の第一印象を率直に話そう。
いつサビ行くねんw
まあ好きになりゃその時間も愛おしいが。
さて、前置き長く、ここまでとして
この一曲。
単純に好き。これだけだ。
語るものなどそう多くもない。
そもそも俺程度の語彙で話せる曲でもない。
前半〜中盤にかけ、
ダメ男だ…
ヒモだ…
そう思った。ただ、単に。
本領は最後からだ…
『たとえ勝てはしないゲームでもどうにかなるの』
いったいこの言葉に何時心打たれたか。
人生、そんなもんだと私は思う。
大概のことがチャレンジであり、またギャンブルである。だから勝てる見込みなんてそうそうない。『勝てはしないゲーム』なんじゃないか。
私の座右の銘に、斉藤和義の『大丈夫』という曲からとった、なるようになる。
なんて言葉があるが、
それと似たものだ。
『どうにかなる』その過程は知らない。
でも、まあ、自分のマシな方向に傾くんじゃあないかな。
そんな投げやりな一言が、人としては、染みるものだ。
ユニコーンの曲にはそんな良さがある。
荒削りな『人』だ。
歌という形式を使った、人である。
そんなこの曲を私は『悲しいくらいに』愛している。
NO BIG DEAL （問題なんてないさ）
どォーも。
お久しぶりです。
らくらぶです。
また少しづつ音楽について
語ろうかな、と。
アルバム曲でも、何でも。
さてと、前置きも、説明もなく。
今回の歌は
ストリートスライダーズの
『夜毎悩ましい街で』
うん。俺のツイッターを見てる人なら察しがついたと思う。
まあいいけども。
ストリートスライダーズは・・・
と解説していきたいが、
それは興味を持ってくれた方に
調べてもらうとしましょう。
今回紹介する曲は
がっつりアルバム曲。
私としては、ベスト。
『HOT MENU』
に入れてくれてもいいのに。
（まあ収録されたのは虹を見たかい ですけどね。）
また違う時にゆっくりと話したいが
この曲は
ストリートスライダーズの
最後のアルバム。
そしてその
最後の曲。である。こう考えると受け取り方は
多少なり変わってくるだろう。
ファンにとっては悲しく、
重い、曲でもある。
でもこの夜を笑い飛ばす
この天使たちは、
『終わり』を悪くは見ていないのかも。
俺に音楽の専門用語を使って
説明するほどの頭はないので、
もっさりと話すが、
この曲は
スライダーズの気だるさ、
そして湿気。
でもその奥に見える
人よりも人らしい心。
少し反抗的な『何か』。
そしてその何かの生む
『優しさ』
に限る。
特に私はこの歌詞が好きだ。
とびきりの酒を注いで
居場所を探す 皮肉だね
ぬくもりさえ奪うこの街で
背中を押すのは やめてくれ
一ファンとしては、
もう泣きそうだ。
この二文に、私は
愛も、悲も、怒も、笑も見えたとはいえ、
一番はっきり見えたのは
『ストリートスライダーズ』
だった。
彼らではないと作れない。
彼らであることが必要な。
俺たちの入る隙間もない。
そんな歌詞だと俺は思う。
本当に原曲がどこにも上がっていないのが悲しくてない。
恐らく、iTunesなどで配信されていると予想するので、
強がる女 も
壊れた男 にも、
この“ララバイ”。是非とも聞いてほしい。
もちろんMusicFMなんて、
使わないで、だが。（当たり前なんだよなぁ）
短いブログで申し訳なかった。
何しろiPhone4sなもので。
最後に一言言うなら、
みんなにも見てほしい。
日本の湿り気の中で、音楽という光に導かれた4人の天使たちを。
彼らを見て、聞いて、感じればきっと、
あなたの心は、虹を見るだろう。
- provided courtesy of iTunes
- アーティスト: THE STREET SLIDERS
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.
- 発売日: 2015/09/09
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: THE STREET SLIDERS,村越弘明,JOY-POPS
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
